gt.config.json
gt.config.json ファイル
概要
gt.config.json ファイルは、プロジェクトの設定を保存する役割を担います。
プロジェクトの projectId、対応ロケールなどの重要な情報を保持します。
また、プロジェクトの versionId といった内部的に重要な情報も保持します。
このファイルは、(1) <GTProvider> コンポーネントと (2) gtx-cli translate コマンドによって読み込まれます。
そのため、<GTProvider> コンポーネントに props で渡すのではなく、設定は gt.config.json ファイルに保存することを推奨します。
一般的に、アンダースコアで始まるもの(例: _versionId)は内部プロパティであり、変更しないでください。
それ以外は編集して問題ありません。
フィールド
| Field | Type | Description | 
|---|---|---|
| projectId | string | GT システム内のプロジェクトを一意に識別する ID | 
| locales | string[] | プロジェクトでサポートするロケールコードの配列 | 
| defaultLocale | string | 翻訳が不足している場合に [object Object] として使用される既定のロケールコード | 
| cacheUrl | string | 翻訳データをキャッシュするための URL エンドポイント | 
| runtimeUrl | string | ランタイム翻訳サービスの URL エンドポイント | 
| stageTranslations | boolean | ステージング/プレビュー用の翻訳機能の設定 | 
| files | object | 開発・テスト用のローカル翻訳ファイルへのパス | 
| _versionId | string | プロジェクトのバージョンを追跡するための内部プロパティ(変更しないでください) | 
cacheUrl と runtimeUrl
翻訳をクラウドに保存している場合、cacheUrl はキャッシュ用のベースURLです。
runtimeUrl はランタイム用のベースURLで、開発時の翻訳にのみ適用されます。
stageTranslations
stageTranslations は、翻訳を「レビューが必要」としてマークするために gtx-cli ツールで使用されるフラグです。
これは、gtx-cli translate コマンドで本番環境にデプロイする前に、手動で承認する必要があることを意味します。
files
files フィールドは、(クラウドに保存するのとは対照的に)ローカルに保存された翻訳へのパスを指定します。
具体的には、output フィールドで翻訳を書き出す場所を指定します。
{
  "files": {
    "gt": {
      "output": "public/_gt/[locale].json"
    }
  },
}詳細については、files フィールドの使い方を CLI ツールの設定ドキュメントをご覧ください。
例
対応ロケールの指定方法
{
  "defaultLocale": "en", // 既定のロケールは英語
  "locales": ["fr", "es"] // 対応ロケールはフランス語とスペイン語
}注意事項
- gt.config.jsonファイルは、プロジェクトの設定を指定するために使用します。
- このファイルは、<GTProvider>コンポーネントとgtx-cli translateコマンドの双方によって読み込まれます。
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